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教育・人材育成

開発途上国の初等・中等・高等教育事情の分析、教育行政の改善のためのアドバイザリーサービス、プロジェクトの評価、人材開発プロジェクトの立案・実施・評価を行っています。

ラオス教育スポーツ省に対する教育政策・援助調整の専門家の派遣

(2011年11月~2012年10月)

ラオス国政府は、2020年までに後発開発途上国から脱却することを目指しており、その社会経済発展の基盤として教育分野を優分野における2015年までの「万人のための教育」の達成から、アセアン諸国スタンダードを照準とした優先セクターと捉え、同国教育スポーツ省と国際機関や各国ドナーが教育セクターワーキンググループを形成して教育改革を実施しています。しかしながら、基礎教育教育機関の質の強化等、課題は山積みであるため、JICAとの契約のもと、IMGは同国教育スポーツ省に対して、初等前から高等教育全てのサブ・セクター及び援助協調に関するアドバイザーを派遣し、我が国による新規案件形成への助言・指導、また、教育行政全般にかかる助言を行っています。

パキスタン 金型技術向上プロジェクトの持続性を高めるための専門家派遣

(2005年5月~2006年8月)

JICAはパキスタンにおいて、現在は同国が輸入に頼っている精密な金型及び部品を国産化するべく、パキスタン工業技術指導センタ-(PITAC)の技術及び機材を更新し、プラスチック金型製作分野での民間企業への技術支援能力の向上を目的とするプロジェクトを行っていました。PITACの自立発展性を高めるため、JICAとの契約のもとIMGにより経営の専門家が派遣され、経営管理ツール(各事業の円滑な運営のためのモニタリングシート、目標管理、人事考課等)を開発して、プロジェクトスタッフに技術移転が行われました。また、同専門家はPITACの財務・労務分析管理及び改善策の検討を行い、PITACのスタッフに経営戦略立案に係わる技術・ノウハウを移転しました。

キルギス、カザフスタン、ベトナム、カンボジアにおける日本人材開発センターの計画策定、評価

JICAはアジアの市場経済移行国に対する人材育成支援の一環として、それぞれの国において「日本人材開発センター」を設立し、これらのセンターの運営強化に係わる協力を実施しています。IMGはキルギス、カザフスタン、ベトナム、カンボジアにおける同センターにおいて、これまでのプロジェクト活動実績・実施プロセスを検証・把握し、プロジェクト実施上の課題と成果について検証・評価した上で、今後の協力の必要性、実施方針、方向性を検討し、具体的な実施計画を策定しました。

バングラデシュ ホリゾンタル・ラーニング・プログラム情報収集・確認調査

バングラデシュでは、2007年より世界銀行(Water and Sanitation Program)の働きかけにより、ホリゾンタル・ラーニング・プログラム(HLP)が、地方自治・農村開発・協同組合省地方自治局のイニシアティブの下、開発パートナーの支援を得て、相互交流や情報共有などの学びの機会を創出することによって、同国の末端の行政組織の一部であるユニオン議会の活性化、グッドプラックティスの普及と政策化を図ることを目的に実施されています。HLPが果たしている役割や効果の現状把握と課題の洗い出しを行い、JICA事業の今後のHLPとの協調の可能性の検討、提案を行いました。

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