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中小企業振興・中小企業金融

開発途上国におけるビジネス環境の分析、中小企業セクターや地場産業のポテンシャルや制約要因の分析、中小企業・地場産業振興政策・戦略の立案・実施・評価を行っています。

中央アジア(キルギス・タジキスタン)
中小企業金融に係る情報収集・確認調査

(2021年8月~2022年3月)

キルギス及びタジキスタンは、いずれも1991 年のソ連からの独立以降、民主化・市場経済化等の改革を進め、2000 年以降は年平均6-7%の経済成長を遂げてきました。しかしながら、石油や天然ガス等といった天然資源を有さない両国では鉱業(キルギス)やアルミ精錬・綿花(タジキスタン)以外の主要産業が十分育たず、また、若年層を中心に国内での就業が困難なことから、ロシア等の海外に出稼ぎに行く者が多いです。そこで、両国の農業バリューチェーンの現状並びに、中小企業向け金融セクターの現状・課題にかかる基礎情報を収集・分析するとともに、政府・関係機関の実施能力を考慮しつつ、両国中小企業の資金調達機会拡大に資する我が国の支援策を検討、提言するために本調査が実施されることとなり、IMG に委託されました。

パキスタンの中小企業金融にかかる情報収集・確認調査

(2017年12月~2018年9月)

パキスタンにおける中小企業及び金融セクターの現状・課題を整理し、製造業を中心とする中小企業の金融アクセスを改善するための支援策を提言しました。

ミャンマーの女性の経済活動に関する調査
 

(2016年6月~2016年11月)

ミャンマーにおける女性の就業や起業・経営などの経済活動の現状を把握し、金融アクセスの改善や能力向上を含めた、経済的エンパワメントに資する支援を特定するための調査がJICAよりIMGに委託されました。

エチオピアの女性起業家支援に係る調査

(2015年10月~2016年3月)

世界銀行は2012年に、マイクロファイナンスにより女性起業家の金融アクセスを改善しつつ、起業・経営に必要な研修機会を提供することを目的としたWomen Entrepreneurship Development Project (WEDP)を開始しました。世銀よりJICAにWEDPへの有償資金協力による協調融資が提案され、その検討のための調査がIMGに委託されました。

コートジボワールにおける技術革新・普及に重点を置いた産業政策策定支援プロジェクト

(2015年3月~2017年11月)

コートジボワールにおいて、有望産業セクターの一つでもあるアグロ・インダストリーに関連が深い農産品加工機材製造関連技術と機械部品製造関連技術に関する中小製造業の技術革新・普及に関する政策を提言し、パイロットプロジェクトを実施しました。

モロッコにおける民間セクター開発の案件形成のための情報収集調査の実施

(2013年11月~2014年3月)

モロッコは、工業化による中進国化を目指す政府方針のもと、堅調な経済成長を続けており、欧州への接近性と安価で質の高い労働力を活かして、欧州の製造業の一端を担いつつあります。モロッコ政府は、更なる経済成長及び失業率の改善を目指し、「産業振興のための国家プログラム2009-2015(PNEI)」を採択し、製造業セクターで優先的に支援する6つの分野を定め、中小零細企業の支援、職業訓練の改善、ビジネス/投資環境の改善に取り組んでいます。そこで、JICAとの契約のもとIMG は、モロッコの民間セクター開発の現状と課題及び政府の支援体制等の情報収集・整理・分析を行い、モロッコの国内企業の競争力強化に資する今後のJICAによる協力の方向性を検討しました。

マラウイにおける一村一品プロジェクトへのマーケティング専門家の派遣

(2008年7月~2008年8月)

JICAは2005年より「一村一品運動のための制度構築と人材育成プロジェクト」を通じて、マラウイの小規模農民グループを対象に、農林産物等を利用した加工技術の普及、品質改善、マーケティング能力の向上を図り、産品の付加価値向上を目指していました。この中においてIMGは、農民グループの活動内容・強み・課題等の分析を行った上で、小規模ビジネスを支援する組織体制の提案、並びに商品のマーケティングの支援を行いました。

開発途上諸国における中小企業振興プロジェクトの形成・実施

(2006年~)

中央・南アジア諸国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、パキスタン、アフガニスタン)、コーカサス(アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア)、東欧(ハンガリー、ウクライナ、アルバニア)、アフリカ諸国(チェニジア、マダガスカル、ジンバブエ等)の発展のためには、天然資源開発や農業等の第一次産業以外の産業、特に輸出産業や中小企業を積極的に育成するとともに、自国内における雇用を創出することが必要不可欠です。そこでIMGはこれらの国において、JICAとの契約のもと、国内外の経済状況、ビジネス・投資環境、既存産業の動向等を分析し、中小企業を振興し輸出産業を育成するためのプロジェクトの形成や実施を行いました。

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