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農業・農村開発・参加型開発
開発途上国において、農村部の住民の生活向上に資する農村開発プロジェクト、自然環境・森林管理プロジェクト、参加型開発プロジェクトの立案・実施・評価を行っています。
マレーシア ボルネオ島における生物多様性・生態系保全のための専門家派遣
(2011年2月~2012年3月)
サバ州西部に位置するクロッカー山脈公園中腹部では、住民と公園局の合意の下に住民による一定の利用を認め協働で保護区を管理するCommunity Use Zone (CUZ)の導入が進められています。これまでの対話を通じて、両者の間でCUZの大きさ、CUZ内での狩猟、農薬や肥料の利用等についての基本的な考え方について大まかな合意が形成されつつありました。そこで、JICAとの契約のもと、これまでに蓄積された情報/合意事項を基に、同村におけるCUZの具体的なルールの取り決め、住民組織の強化、管理計画策定等についてサバ州公園局に指導を行い、これらの作業を支援するために、IMGから専門家が派遣されました。
アフガニスタンの農村経済の活性化にむけたプロジェクトの形成
(2008年1月~5月)
アフガニスタンの農村復興開発省は、現地のリソースを活用した農村開発を実現するために、アグロビジネスや生計向上の支援を検討していましたが、国内各地域の特産品となりうるリソースの現状・開発のための課題が十分に把握されておらず、具体的な計画は策定されていませんでした。そこで、現地のリソースを活用した持続的な農業農村開発を効果的に進めていくために、農村分野の経済活性化を目指した地場産業支援や所得向上支援が必要となっていたことから、JICAとの契約のもと、IMGは本分野に関する現状及び課題の整理を行い、現地コミュニティーの能力強化を重視する観点から協力の妥当性の高い案件の形成を行いました。
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